三菱ケミカルホールディングスKAITEKI Value for Tomorrow

分野別事業概況:ヘルスケア分野

疾病治療にとどまらず、世界の人々が長く健康でいられる社会の実現に向けて、事業を発展させていきます。

主要事業?製品

ヘルスケア

2018年度売上収益

5,457億円


2018年度コア営業利益

569億円

医薬品

自己免疫疾患領域
免疫炎症
主力製品である「レミケード」(適応症:関節リウマチ等の炎症性自己免疫疾患)を通じて培った医療関係者との信頼関係をベースに、強い営業基盤を有している領域です。「レミケード」に加え、「シンポニー」(適応症:関節リウマチ等)、「ステラーラ」(適応症:乾癬、クローン病)の3製品のそれぞれのメリットを最大化し、当領域におけるシェアNo.1を堅持していきます。
「レミケード」 「シンポ二ー」 「ステラーラ」
糖尿病?腎疾患領域
糖尿病?腎
田辺三菱製薬が創製した日本オリジンの2型糖尿病治療剤の「テネリア」錠、「カナグル」錠、「カナリア」配合錠でエビデンス獲得と販路拡大をめざし、当領域におけるプレゼンスを確立していきます。
「テネリア」 「カナグル」 「カナリア」
中枢神経系疾患領域
中枢神経
「ラジカット」(米国名:「ラジカヴァ」)は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)において、上昇するフリーラジカルを消去して運動神経を酸化ストレスから保護し、筋力低下、筋萎縮の進行を遅らせる効果があると考えられています。2015年6月に日本で、続いて韓国、米国、カナダ、スイスでALSの適応症について承認を取得しました。現在、中国で承認申請中で、米国では経口剤の開発を進めています。
「レクサプロ」 「ラジカット」
ワクチン
ワクチン
一般財団法人阪大微生物病研究会とワクチン製造合弁会社であるBIKENを設立し、2017年9月に操業を開始しました。将来的には水痘ワクチンの生産量を2~3倍に、ワクチン全体を2~3割増産する予定です。供給拡大が求められるワクチンの生産基盤を強化し、ワクチンのさらなる安定供給に貢献していきます。
インフルエンザワクチン 「テトラビック」 水痘ワクチン

ライフサイエンス

創薬支援?臨床検査事業
次世代ヘルスケア
東北大学の出澤真理教授らのグループにより発見されたMuse※細胞を製剤化したMuse細胞製品(CL2020)の臨床試験をスタートさせ、2021年度の承認取得をめざし、4つの疾患を対象に試験を進めています。また、Muse細胞製品の商業化に向け細胞加工施設「殿町CPC」を新設し、2019年2月より市販化に向けた製造準備を開始しました。
※ Muse:Multilineage-differentiating Stress Enduring
再生医療等製品
カプセル?製剤機器事業
創薬ソリューション
医薬原薬?医薬中間体の製造および、世界で初めて実用化に成功した植物由来原料のHPMC※カプセル等、高品質?高機能のハードカプセルや製造技術のノウハウを活用した製剤関連機械を提供しています。
※ HPMC:Hypromellose capsule
カプセル事業 医薬原薬?医薬中間体
セルフチェックサービス
健康?医薬ICT
高齢化社会、医療の地域格差等の社会課題に向けて、デジタル技術を活用した診断支援システムを開発し、それにより医師の負担軽減に貢献するなど、医療の質を向上させるための新たなビジネスの創出をめざします。現在は、大学等と協働して人工知能(AI)を用いた画像診断支援システムの開発に取り組んでいます。
医薬 ICT

SWOT分析

SWOT分析

APTSIS 20

方 針
医薬品事業のグローバルな成長
ICTを活用した健康医療事業、および
再生医療事業の推進と確立
主要戦略
■米国を中心とした海外医薬品事業の展開促進
■創薬力強化
■育薬?営業強化による新薬?重点製品の最大化
■ICTを活用した健康医療ビジネスの拡大
■再生医療ビジネスの拡大
■カプセル事業の収益向上とグローバル展開による事業拡大
計画数値

医薬品の成長戦略

MCHCグループの中で医薬品分野を担う田辺三菱製薬は、2018年11月に中期経営計画「Open Up the Future」を見直し、2020年度売上収益4,300億円(オリジナル比△700億円)、コア営業利益600億円(オリジナル比△400億円)に修正しました。見直しの主な要因は、2型糖尿病治療剤「インヴォカナ」のロイヤリティ収入の減少と米国でのM&Aなどの寄与遅延です。

国内売上収益(イメージ図)
国内売上収益(イメージ図)
国内売上収益(イメージ図)
ライフサイエンスの成長戦略
Muse細胞製品で
アンメット?メディカル?ニーズの解消をめざす

昨今、新薬開発や医療技術は著しく進歩していますが、まだ有効な治療方法が確立されていない疾病があります。それら医療上のニーズをアンメット?メディカル?ニーズといい、私たちはMuse細胞をベースとした再生医療等製品の創生を通じ、アンメット?メディカル?ニーズの解消をめざしています。
Muse細胞(Multilineage-differentiating Stress Enduring cell)は、2010年に東北大学の出澤真理教授らのグループにより発見された、ヒトの多様な細胞に分化する能力を有する多能性幹細胞です。もともと生体内の結合組織内に存在する自然の幹細胞であることから腫瘍化の懸念が少ないことに加え、目的とする細胞に分化誘導する必要がなく、そのまま静脈内に投与するだけで傷害部位に遊走、集積し、生着して組織を修復するという特長を有しています。
このMuse細胞の富化培養技術により製剤化したMuse細胞製品(CL2020)の開発を進めており、急性心筋梗塞に対する探索的臨床試験を2018年1月に開始し、脳梗塞および表皮水疱症を対象にした臨床試験も現在進行中です。さらに、脊髄損傷を対象にした臨床試験も2019年7月から新たに開始しました。今後も新たな疾患を対象とした研究開発を継続的に進めていく予定です。

FOCUS 成長戦略
FOCUS 成長戦略
殿町CPC(神奈川ライフイノベーションセンター内)
CL2020については、2021年度の製造販売承認取得をめざしており、細胞加工施設(Cell Processing Center:CPC)も新たに竣工し、2019年2月より市販化に向けたCL2020の製造準備を開始しました。
私たちは、CL2020を患者さんへ早くお届けできるように今後も取り組んでいきます。
FOCUS 成長戦略
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